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2013.04.13

ランドローバーの中古車情報

奈良の大仏

ランドローバーのボディーカラーの多くは世界中の土地の名前や、その場所の印象が表現されていることが多い。
現行ランドローバーを例にあげると、

 

Indus Silver ・・・インダス川
Ipanema Sand ・・・イパネマ海岸
Orkney Grey・・・オークニー諸島
Baltic Blue ・・・バルト海
Santorini Black ・・・サントリーニ島

 

などなど。

日本の地名や名所もある。

 

Fuji White・・・富士山

 

もうひとつ、個人的にこのネーミングはとても気に入っている。

 

Nara Bronze

 

 

奈良・銅、そう、きっと奈良の銅像のこと。奈良には多くの銅像があるだろうが、私は勝手に東大寺の大仏だと思っている。

富士、奈良に続いて、ランドローバーにも更に日本由来の名前が増えると嬉しい。
こんな名前はどうだろうか?笑

 

Ogasawara Blue
Yaku Green
Himeji White

 

ボディーカラーの名前はその土地そのもののイメージに限ったわけではない。
こんなものもある。

 

Rioja Red・・・リオハ地方
Barossa・・・バロッサ・バレー

 

これらは共に深みのあるレッドなのだが、リオハもバロッサもワインの産地で有名な土地。きっと、そのまんま、ワイン・レッドなのである。

また、新型レンジローバー・スポーツにはこんな名前もある。

 

Chili

 

これはきっと赤唐辛子のこと。実際にそんな色をしている。

 

ボディーカラーのコーディネイターは、いったいどうやって名前をつけているのだろう?色が先に出来上がり、出来上がった色を見てイメージを膨らますのか、先に景色が浮かび、そのイメージの色を作りこむのか?
いずれにしても、私は時々こうしてランドローバーのボディーカラーの名前の由来を調べてそれを楽しんでいる。

 

[記事執筆 加藤雅俊(レイブリック創業者)]

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