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2017.07.23

ランドローバーのパーツ

決断の時

ランドローバー専用設計のアルミホイールはレイブリックの主力商品である。

2006年にレイブリック初のオリジナルアルミホイール制作にチャレンジし、出来上がったのがウィンドストーム。

その後2011年に新デザインとなるウィンドストーム2を発売し、一昨年2015年には現行モデルにフィットさせるためにイグレットと名付けたメッシュタイプをリリースした。

 

適合する車種の変化と共に、微妙に異なる新たなサイズが必要になり、それに伴いデザイン変更もしてきた。

アルミホイールの需要はスタッドレスタイヤと共に秋が深まるにつれて膨らんでいく。

春から夏は準備期間。今年の冬に向けてどれだけの準備をするか、この時期は毎年のことながらとても悩まされる。

そして今年の課題は、在庫が減りつつある従来モデルのウィンドストームを増産するか否か。現段階での在庫本数ではきっと今年の冬の間に底をつく。

それで売り切りとし、今後はイグレット一本で行こうか、そんなふうに考えていた。

 

さて、話は変わってランドローバーのボディーカラーについて。ランドローバーのボディーカラーのテーマは世界中の土地にちなんだものが一般的。

由来はイギリス国内やヨーロッパに限らず、まさに世界だ。例えば「白」。現行モデルに使われている白の名は「Fuji White」。そう「富士」である。

 

 

写真は2010年モデルのレンジローバースポーツ。この鮮やかな色の名は「Bali Blue」。
ご存知、インドネシアのバリ島である。いかにもバリ島!と呼べるぐらい美しいブルーだ。(おっと、私はバリ島には行ったことはないが・・・) レンジローバースポーツの、その精悍さにもとても良く似合うと思う。
そして今回、このクルマのオーナーさまにチョイスしていただいたホイールはウィンドストームのハバナグレー。

これまで車種やボディーカラー、そしてホイールデザインとカラーの組み合わせを様々なパターンで見てきたが、このコーディネイトは私の中でもかなりのヒット!というかド真ん中!カッコイイ!!!! 自分もこの仕様で乗りたいなあ。。。でもキリがない・・・。ガマンガマン・・・。

 

しかし、これを見て決断した。もう一度だけウィンドストームを増産しよう。

まとまった本数を作る必要があるので、正直なところ売れ残って大きなスペースを奪う不良在庫になるのは怖い。

しかし、私が感じたような魅力をたとえ一人でも多くの方に味わっていただくために、ここは腹をくくろう!

[記事執筆 加藤雅俊(レイブリック創業者)]

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