ディスカバリー３＆４シリーズでテールゲートのロックが開錠されない症例があります。

リアナンバープレート上部に位置する開錠スイッチを押しても、アッパーゲートが開かない状態です。

原因はテールゲートロックアクチュエーターまたはラッチの不良によるものです。交換部品はいずれかの場合もあれば、両方の場合もあります。

荷物の積み下ろしが不可能ですし、何より不便です。

予兆としては半ドア状態で引っ掛かって完全に開かない状態になります。

テールゲート下部パネル内側に取り付けられているラッチ、アクチュエーター本体を交換することで改善されます。

しかしテールゲートが開かない状態での交換作業ですので少々手間が掛かります。

ディスカバリー３＆４には室内から開閉させるためのエマージェンシー装置がないため、下部パネル内側のトリムを外すアクセスのためにサードシート背面部分を取外して交換作業を行います。

トリム交換前提で切断して交換部品へアクセスすることも可能ですが、少しでも交換部品を省きお客様の負担を減らすよう考えて作業に取り組んでいます。

【参考価格】

アクチュエーター部品代+交換工賃　　約４０，０００円

ラッチ部品代+交換工賃　　約４５，０００円

※部品代金、車両状態または作業内容によっては価格が変更になる場合がありますのでご了承下さい